ネーミング効果☆

2016年2月26日

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先日、渋谷にあるフードコーディネータースクール チュア・レ・ゾンにて
ヒットメニューの開発方法をテーマに講義をさせていただいた。

以前、レストランやカフェでメニューコーディネートをした際の経験を元に講義を進め、そのひとつにメニューネーミング効果のお話にふれた。

ネーミング効果。
料理と顧客との最初の接点を結ぶメニュー。
実際に料理がどんなに美味しくても目と感覚で“食べてみたい”と顧客の欲求を高めれなければ意味がない。

タイ料理を担当させていただいているガドガドクラブでのこと。
講師になってまもなくの頃、タイの人気料理で勝負しても一向に参加者が集まらない
困り果て、参加者ゼロを覚悟で有名ではないけれど自分の好きな料理をご紹介したことがある。

チェンマイ地方の日本でもあまり知られていない伝統料理がなぜか大当たり。
代表の山野講師も「???」私はさらに「?????」
「トマトのスープそうめん」というネーミングだったのだが、参加者によると、どんな料理なのかとても興味が湧いたとのこと。
ヘルシー感が良かったのかもしれない?

その時、ネーミングの大切さを実感した。
以前、山野講師からネーミングの重要性について度々とレクチャーをいただき今、実を結んでいる。

また、ごく身近なところでもメニュー開発は勉強できる!
私の行きつけの季節料理の店は、いつも大繁盛!

味、雰囲気、サービス・・繁盛する要素がいくつもある中、メニューについて言えば、どのメニューもコンセプトである季節感を感じさせるネーミングばかり
古臭くなく、斬新過ぎてもいない。
よって、幅広い年齢層の顧客がいるのではないかと思う。
メニューに写真はなく、まさに感覚のみでおいしさを表現している

繁盛するメニュー開発を行えるように始めた事がある。
感受性を磨くためのトレーニング。
レストランに行った際、頼んだ料理にオリジナルのネーミングをつけてみる。
季節感・オリジナル性・親近感など・・・
店の雰囲気に合わせたネーミングを考える

中にはちょっと凝り過ぎて自分で寒くなって鳥肌が立ったり・・・
やばすぎる~~と一人で爆笑してみたり。

一緒にお食事する方・・・
ひとりでボーっとぶつぶつと・・・まぬけな顔(-“-)をしていたら注意をしてください

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