ここは微笑みの国!!

2016年2月26日

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タイへ来てちょうど10日。

出発の日には朝からクーデターのニュース。
たくさんの方からご心配のメールや電話をいただきありがとうございました!

飛行機が出発しない可能性があると言われたものの、
無事に出発。
しかし、キャンセルをする人が多いせいか、機内はガラガラ。

通常、夕刻にタイへ到着すると必ず渋滞にはまり動けなくなるのが、官庁や銀行、民間企業、学校の殆どが休みのため、空港から市内の渋滞も全くなく逆に戸惑ってしまった。
市内に銃を持った兵士や戦車が配置されていたが、街中は平穏としている。

タイの友人はみんな、「国民の全員が国王に対して深い敬意があるので、プミポン国王即位60周年に大きな混乱はありえない。タイは運がいいよ。」と口を揃えて言っていた。

街中で不思議なのが兵士が愛想良く、観光客や見物人とにこりと写真撮影をしている。
タイ国軍がそう指示しているとのことでさらにびっくり。

さすが微笑みの国・・・。
どさくさに紛れて私も愛想のよい兵士達と戦車の前でパチリ。

今回の目的でもある学校も先週から始まり、3日間は「キンジェー」と呼ばれるタイの菜食週間のための料理を習う。

旧暦9月1日から9昼夜は精進料理を食べ続ける、主に中国系タイ人のための風習だが一般化されタイ人も3日間だけ精進料理にする人も多い。

ミーグンと呼ばれる小麦粉のでんぷんから作られる肉に似せたもの、豚の耳に似せたもの、魚の胃袋に似せたもの・・・
精進料理でも日本にはない、異なる食材を小麦粉のみから作り出せるなんて・・。

また、学校の生徒はすべてタイ人、すべてタイ語なのでかなりハードなタイ語のトレーニングにもなっている。
スペルを綴れない単語をタイ語でメモして渡してくれたりみんなとっても優しい人ばかり。

明日からはジェーとは異なる、健康の為のベジタリアン料理が始まる。
砂糖ではなく果物の甘さを利用した贅沢なソースやきのこの一夜干しなど・・

学校には数々のタイ料理のコースがあり、人数によっては開講しないコースもあるが、一緒に受講してあげるから開講してもらおうね。
とみんなの優しい心配りのお陰ですべてのコースを受講することができそう。

やはりここは微笑みの国。
さらにタイが好きになった。