ジョークで胃も癒されて。
お粥
最近は美容と健康の為にお粥を食べるようになってきたが、日本では未だに病人食というイメージも強いと思う。
しかし、タイでは中国の影響を受けた料理として日常的にお粥が食べられている
タイのお粥には大きく分けて2種類ある。
1.米の粒が見えているスタイル=カオ・トム。
炊いたお米を、鶏がらや豚のスープと煮る雑炊のように米の粒が崩れていないパターンと、カオ・トム・クイという、味付けをしていない白粥と共に濃い味付けのおかず数種類(空芯菜炒め・卵炒め・漬物・・)と食べるパターン。
カオ・トム一つをとっても奥深い。
2.米の粒が見えないスタイル=ジョーク。
本来は米を鶏ガラスープで米の形がなくなるまで煮込むが、時間がかかるのであらかじめ砕いた米を煮て時間短縮しているお店が多い。
私の講習では更に時間短縮したお手軽な方法で講習しています。10分で作れます(笑)
朝、私はジョーク(お粥)を食べることが多い
というのもジョークは、前日に食べすぎた(飲みすぎた?)可哀相な胃を洗浄するかのように優しい味なのだ
トロトロの糊のような状態なので、食欲がない時でもするりと食べられる。
『mayがご案内する食と癒しの旅』
初日のタイ料理をたっぷり食べた胃を癒すために2日目の朝は、ジョーク屋さんにご案内した。
ジョーク・ホンコンという香港スタイルのジョークでたっぷりの鶏ガラでとった濃厚なスープが味わえるお店。
なんと生米から8時間以上もかけて煮込んでいるとのこと。
値段によって異なる具を選び、その上に千切りのしょうが、万能ねぎ、パクチーをたっぷり乗せて、胡椒、シーズニングソースを振りかけて食べる。お好みで小さいパートンコー(揚げパン)を乗せて食べる。
一椀の幸せを感じる味。
鶏がらスープが濃いのにさっぱりして美味しい!と大好評だった
ジョーク・ホンコンは、美味しい食堂が密集しているタラート・スワン・ルワン(タイの東大的存在のチュラロンコーン大学の裏)にある。
どっぷりとして威勢がよく見えるのに
「ねぇねぇ、日本人、うちの味どうだったって?また来たいって言ってるぅ??」
と心配性なおじさんが年中無休で出迎えてくれる。
美味しかったらおじさんに、「美味しかったよ」と伝えてあげてください♪