アカ族のコーヒー人生1

2017年12月4日

チェンライは、今ではコーヒーの産地としても有名です。

中でも、アカ族は美味しく丁寧にコーヒーを作ることもタイで知られています。ネットと紹介のご縁で出会えた、アカ族のコーヒー屋さんに、私が求める趣旨を説明し、何度も話し合いをしながら今回の企画に至りました。

チェンライの、アカミノコーヒー。おとぎ話に登場しそうな、可愛い店構え。到着すると、こちらのバリスタさんが、「まずは特別なコーヒーを飲んでほしい」と。

淡い色のコーヒー。このお話はまた。そして珍しい、コーヒーの花のお茶を淹れてくれました!80度の温度を測りながら、丁寧に淹れてくれます。オーナーさんのお母さんと。アカ族の正装でお出迎えしてくださいました。 今回こちらのアカ族にお願いしたのは、

1.アカ族の普段の食事を習いたい

〜アカ族の保存食

〜アカ族の主食、カーオドーイの炊き方

2.アカ族の毎日の食事を食べたい

3.アカ族のコーヒーを知りたい

1.まずは、アカ族の保存食。

タイ北部の調味料として欠かせない、トゥアナオ(発酵大豆)。アカ族の食事に大豆は欠かせないようですが、北部式の作り方と少し異なるのだそう。

まずはトゥアナオのもとになる大豆で納豆にするところから。大豆を茹でて葉っぱに包み3日間。調味、ハーブを入れ。粘りを出さないよう細かく叩くと、こんな感じ。北部ではこの状態をトゥアナオム、と表現します。アカ族も、この状態で蒸して食べるのだそう。イチジクの葉で形を整え、北部式より、かなり分厚い。日干しして、完成!試食が楽しみです。

続きはまた次回。

アカ族手作りのブランコで遊ぶM嬢。それを見守るデンチャイ氏。