3種の臭い炒め。

2016年1月3日

日本でも創作料理が多い中、タイでも個性のある創作料理のお店が最近注目をされている。
『mayがご案内する食と癒しの旅』3日目の夜は・・・ツアーから3ヶ月が経っているのにまだ終わらないこのシリーズ・・・
soiアーリーにあるオリジナルのタイ料理で人気のある“バーンプンチョム”へご案内をした。

私の一押し料理
『パッ・サーム・メン』3種の臭い炒め


日本語に訳すとゲテモノを想像してしまうが、3つの個性のある野菜を炒めたこの店のオリジナル料理である。その3種には、

1.チャオム
成長すると大きな葉になるが、若芽のやわらかい部分を摘み、タイでは野菜として食べられている。後味に独特の香りを感じる。
チャオムを使った有名な料理に、チャオムを卵焼きにして、サワーカレーに入れたゲーンソム・チャオムトードカイは、私の大好物!!
2.サトー
南地方に欠かせない野菜(豆)で、チャオムに似た独特の香りがある。
なんとこの野菜、3日後のトイレまでサトーの匂いがトイレに充満する・・・。
先日の5周年パーティーでも、バーンプンチョムのオリジナル料理、パッサームメンを再現してご紹介したところ、翌日から体中がサトーの匂いで充満している!
と数名の方からメールを頂いた(笑)
自分では感じたことがないが(それが一番恐ろしい)、皮膚の毛穴からもサトーの匂いがするのだとか・・最近サトーをよく食べる私、周りの人から“体臭がある人”の印象になっていないことを祈る・・・。
有名な料理に、南料理で海老とサトーをガピソースで炒めたパッサトークンがある。
3.ガティアムドーン
にんにくを酢漬けにしたもの。タイでは、実はこの酢をタイ料理の様々なソースの隠し味として使われることが多い。
にんにくは、スライスにしてサラダに入れたりもする。
この料理ではたっぷりのにんにくを粗みじんにして使用されていた。

この個性たっぷりの3種を一緒に炒めてしまった料理、パッサームメンが大のお気に入りとなってしまい、ツアーでもご紹介し、最近ではレシピを完成させた
友人は、絶対に食べられないからやめた方がいいよ!
と言っていたものの、みんなのおいしい!の言葉に、タイ人でも食べられる人は少ないのに・・・と感心していた(言っている当の本人も食べられないのである。)

他には、
トーマンホアプリー(バナナの花の蕾を揚げたもの)かき揚に似ているので日本人が食べ易い一品。


ミャン・タックライ(レモングラスとたっぷりのハーブをバイチャプルーという葉に包んだもの)
口一杯にハーブの爽やかな香りが広がる一品。


ソムタムプラートゥー(ほぐし鯵入りソムタム)
辛過ぎない酸味の効いた上品なソムタム。


全部で12品の料理を召し上がっていただいた。

こんな楽しい料理がたくさんあるから私は新しい味を発見するべく、タイに行き続けるのだと思う
リーズナブルでタイの家庭らしい落ち着いた雰囲気
楽しいタイ料理が食べたくなったら是非バーンプンチョムへ♪
週末は予約を。


バーンプンチョム soiアーリー
02-279-4204