ナーム・マナーオ♪

2016年2月26日

日本国内の殆どのタイ料理店は、酸味を出すのにはレモンを使用している

本来、タイではマナーオ(タイの柑橘系の果実。すだちに似ている)を使っているが、残念ながら日本では解禁となっていない。

レモン汁で作るタイ料理も慣れてしまったが、やはり酸味の風味が異なってしまう。
それが数年前から冷凍のマナーオジュース(マナオ汁100%)が輸入されるようになり、タイ食材店でも小売りされるようになってきたと同時にタイ料理店でもマナーオジュースを使う店が増え、タイ料理ファンにとってはとっても嬉しい♪

タイ食材店での小売り価格は250円~350円ほど。

1個のレモン汁(アメリカ産で80円ほど)で平均して大匙4~5杯(60cc~70cc)のレモンジュースを絞ることができる。
価格を比べてみても大差はなく、お買い得。
しかも絞る手間がない

今まで何個のレモンを絞ってきたのだろう。
熟していないのか、古いのか、硬いレモンに当たるとジュースが全然取れずに絞る手が痛くなりストレスに発展する場合もある・・・(笑)

そんな悩みは解消し、家の冷蔵庫にはいつでも対応できるように10本くらいのストックがある。それほど今はお気に入りになってしまった。

すべての講習でもマナーオジュースを使い、みなさんの反応もかなり♪

レモンとマナーオの違いはヤムはもちろんのこと、私の好きなトムヤムナムサイに大きな違いがでる。絞りすぎ?ているのか、多少の苦味はあるものの、爽やかな酸味が加わり、魔法をかけたように美味しくなる

褒めまくりのマナーオジュースだが、一つ欠点が。

このように冷凍で売られているが、250ccそのまま容器に入っている。


そう。これを解凍したら一気に使いきらなくてはならない。
う~ん。甘いジュースじゃあるまいし、ゴクゴク飲むわけにはいかない

個人で使用するにはとても使いきれる量ではない。
最初は、焼酎で割ったり、マナーオパン(マナーオシェイク)にしたり、シャーベットにしたりしていたが、大さじ3杯の為に残りの使い道を考えるのが悲しくなり・・・。

仕方がないので、品質の劣化が心配ではあるが、一度解凍したら、すぐに大さじ3杯ずつアイスキューブに移し、再冷凍し、凍ったら密封容器に移すことが最良だと気づいた。

今ではそうしてマナーオと共に生活をしております
小売りなら今後はもう少し改善する必要がありかと・・・。