日本語スパルタレッスン!?
プライベートレッスンで日本語を教えてから2週間
目標は2ヶ月でひらがな・カタカナ・小学校1年生までの漢字の読み書き・単語・及び簡単な会話ができるようになること。
責任重大である
彼女は大変勉強熱心で、大量の宿題・予習まで丁寧にやりこなす。
日本へ来る前にも独学でひらがな・カタカナは勉強したことがあるせいか吸収も早く、指導している私の方が楽しくなってしまうほど上達が早い
日本語を勉強すること・・・
日本人の視点から見て日本語には声調がなく、発声しやすいのではないかと思っていたが大きな間違いだということに気づかされる。
外国語を勉強する上で最初の難関は、母国語にない音を発声することだと思う。
実際に自分がタイ語を習得する上で苦しんだのはまさにこれ。
私の場合は独学だったので友人を前に座らせ、目的の音になるまで何度も聞いてもらう。つき合わされる友人はたまったものではない
同じ単語を何百回・何千回言ったのだろう・・・
自ら選んだ、今更流行らないスパルタ方式(!?)であった
反対にタイ人が苦しむ音がある。
『ち』と『つ』
この音はタイにはない音のために多くのタイ人は区別がしづらいと思う。
そこで今日は子音の区別を特訓しながら単語数を増やす学習法を取り入れた。
舌の位置、息の吐き方、口の動きを説明して何度も発声させる
『し』と『ち』
『す』と『つ』
タイで流行語とまでなったTSUNAMIは、
タイ文字でスナミと書いてある。
特訓すること15分。
彼女も限界を感じていたそのとき!
『ち』!!!
はっきりと聞こえた『ち』。
それを確認した時の2人の喜び・・
がっちりと握手を交わした。
2週間の中で一番嬉しかった瞬間だった
彼女は嬉しそうに何度も『ち』と繰り返していた。
一度言えるようになると、不思議とヒアリングもできるようになってくる。
今までは<ちかい>を<しかい>と書いていたのが、発した言葉を正確にひらがなで書けるようになったのです~~
あと一ヶ月半・・・
目指すは簡単な会話まで!!
頑張るぞーー