これは運命・・・?

2016年2月26日

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小学生くらいだったか、

「なんでうちにバナナの木があるの?」

「おじいちゃんが変わった植物を植えるのが好きだったのよでも日本は寒いから食べられるほどまでにはならないんだけどね。」

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「ふ~ん・・・じゃあ食べられないんだったら意味がないね」

今タイ料理を作るようになってからこのバナナの木は大活躍している。今になってこのバナナの木との縁を感じる。

皿の上、下に敷くだけで一気に南国度が増す

丸く切って形を作ればソース入れになる

これを大きく作ればホー・モック(カレームースのようなもの)や、講習でも好評だったタイスタイルのスイートポテトの容器になる。

包めば、カオ・トム・マッ(もち米のココナッツ蒸し)や、カオニオ・サンカヤー(もち米とプリン)などのタイスイーツも作れる

他にはプリンを作る際に材料をバナナ葉で揉むと滑らかになるし香りも移る

このようにタイのあらゆる料理に対応している。

ただ、12月頃からだんだんと葉は枯れ落ち、1月から3月までは株の部分だけになってしまうので冬の間だけは使えない

そして、桜の花が散り緑の新芽が出始める頃、
バナナの木も株から黄緑の綺麗な葉が顔を出す

バナナ葉の成長は早く、5月には立派な葉が空に向かって伸びている。
葉を切ってもすぐ次の葉がどんどん出てきて蝉が鳴き始める頃には熱帯のジャングルのようになる。

このように私の生活の中で大変重宝しているバナナだが、
ある日講習前に葉を刈りに行くと、葉の切り口の液が洋服に飛んでしまった
透明だから気にしていなかった。
・・・1時間ほどしてふっと下をみたら、さきほどの液が
真っ茶色になっている・・・
洗っても漂白してもまったく色は落ちない。

あ~あ、お気に入りのトップスだったのに・・・

感謝しているバナナの木・・・たま~に攻撃あり・・

10月の葉はまだこんなに
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